弊社を立上げる以前は、約10年間ハウスメーカーで様々なリフォームに携わってきました。
現在行っているリフォームは、以前の仕事と比べ物にならないほど奥深いと感じています。
なぜなら、化学物質過敏症や電磁波過敏症対策リフォームにおいては、多くの配慮が必要だからです。
そこで、ポイントを一つ一つ紹介していきたいと思います。まず、「取り組み方」です。
①-1. お客様ごとに異なる症状や原因物質について
化学物質過敏症や電磁波過敏症の症状は、お客さまごとに異なるため、一律の対応は難しいです。そこで、お客様と共に建材を厳選し、慎重に選定を行います。
このプロセスは、以前勤務していたデザイン設計事務所のお客さまに対する寄り添いと同じです。
丁寧にすすめていくため、時間がかかることがあります。一般のハウスメーカー等は、決められた範囲内で材料や色決めを行うことが多いです。
弊社は、お客様の健康と安心を最優先に考え、丁寧なリフォームを提供しています。
①-2. 丁寧に時間をかけるリフォームの理由
なぜ時間をかけるのか。大学で建築学を学び、デザイン設計事務所での勤務経験を積み、こだわり抜いた設計とお客様ごとのニーズに対応する大切さを実感。
そのため、お客さまごとのオーダーメイドのリフォームを提供が可能に。
このアプローチが、一般的なリフォームと異なり、時間を要する理由でもあります。
①-3. 化学物質に対する個々の反応の違い
なぜ異なる化学物質に反応するのか。
数多くのお客様にヒアリングを行った結果、過敏症の方々は最初に特定の化学物質に暴露された経験が関係し、その際の物質や、類似した化学物質に強い反応を示すことが多いからと考えられます。
あるお客様には問題のない建材でも、別のお客様には強い拒否反応を引き起こすことがあります。同じ建材でも反応が異なることを学びました。そのため、それぞれのお客様に合わせたリフォームが不可欠なのです。
次回は、具体的なリフォームの進行方法や事例について詳しくご紹介します。ご覧いただけますと幸いです。
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